高精度で量産が可能な工作機械であっても、機械まかせのままで安定し優れた品質の製品が出来る訳ではありません。精度の高い機械であるほど、熟練し経験を積んだ人間の技術によるキメ細かな取り扱いや管理が欠かせません。
高精度の機械や設備を熟練者が調整・補正し、コントロールする。人のスキルと機械のスペックとのシナジー効果による信頼ある製品作りに、当社は日々努めています。
- 抜き型を材料に打ち付けて切断し、NC制御により高精度の自動加工をします。
1/100mmレベルでの刃先調整により、裏面の離型紙はカットせず表面の粘着
シートのみに切れ目を入れるというような加工(ハーフカット)もできます。
- 異なる素材を張り合わせた上で、加工する機械です。
- ロール状の素材を、裁断・加工する機械です。
- 複数のユニットが連結された連続加工マシンで、ユニットの組み合わせを変更して多様な加工作業に対応します。
例えば、打ち抜き対象の素材とセパレーターを張り合わせてから、打ち抜きを行なった製品をロール状に巻き取ったりします。次工程において自動生産ラインが使用される場合等には、製品の直接組み込みが可能ですので生産効率向上に貢献します。
- 材料をローラーで送り、カッター(シャーリング刃)で裁断します。
1回の裁断で99mまで設定することができるので、大型の材料にも対応することが可能です。
- 周辺からの温度変化の影響を受けずに、長時間一定温度に保つための機器です。熱処理をして、不純物などを取り除いたりするために使用します。
- 加工後の素材をバックライトによって拡大投影し、加工部分の座標などを指定することで寸法などを計測し、より精密な検査が可能になります。
クリーンルーム
検査室
- 製造された製品の品質を保証するために、各種試験機器を使ってのテストや寸法の再計測などの検査を実施しています。